「最近、頭が重たい感じがする」「頭がすっきりしない」など、頭重感は多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。
頭が重い症状で疑われるのが、「くも膜下出血」「脳梗塞」などの脳の病気や、「熱中症」「副鼻腔炎」「緊張型頭痛」など自律神経が乱れることで起きる頭重感があります。
頭重感だけでなく、手足の麻痺や言葉のもつれ、強烈な痛みなどが伴う場合は、脳神経外科の受診をおすすめします。
頭の重たい感じが続いたり、検査をしても脳に異常がない場合は、自律神経の乱れによる症状かもしれません。自律神経は全身の器官をコントロールしているため、バランスが崩れると心と体に様々な症状が現れます。
自律神経が乱れる原因には、ストレスや生活習慣が大きく関係しています。
自律神経とは、主に内臓の働きや、体温調節、代謝など生命を維持するために必要な無意識に働く機能を制御しているもので、『交感神経』と『副交感神経』の2つに大きく分けられます。
交感神経は「怒り・恐怖・不安・緊張・危険」が生じた時に働き、「活動の神経」と言われています。副交感神経は「リラックス・安心」している時や睡眠時に良く働く「休息の神経」、体を修復する機能があります。
交感神経と副交感神経は、「アクセルとブレーキ」または「シーソー」などに例えられます。
一方が働けば、もう一方は休むといった具合に普段はうまくバランスを保っているのですが、様々なストレスなどが原因で、バランスが崩れてしまうと、多くの不調や症状が現れます。
頭重感の改善には、全身のバランスを整えることが大切です。
頭重感は、姿勢や運動不足などによる身体の歪みが原因となることもあれば、カフェインや精製された砂糖などの科学的なストレスが原因になることもあります。
また、温度や湿度などの気候によるストレスや、精神的なストレスなど、身体的・精神的な負担が積み重なり、自律神経が乱れて起こるのです。
そのため、全身のバランスを整え、規則正しい生活や適度な運動を心がけることが大切です。
頭重感を放っておくと、頭重感の頻度がどんどん増えてしまったり、頭重感の程度が強くなったり、慢性化してしまう可能性があります。
薬やマッサージは、その場しのぎで根本的な解決にはなりません。
つらい頭重感にお悩みの方は、当院にご相談ください。
当院では、全身をチェックしながら、あなたの症状の根本原因を探していきます。
そして、痛くない施術で全身を調節し、自律神経の乱れを整えていくことで身体の免疫力が高められ、再発予防にもなります。
あなたのお身体の状態や、生活のご様子を伺いながら、最適な回復をオーダーメイドします。
どんな些細なことでもご相談ください。
片頭痛は頭の血管が拡張することで、頭の片側が痛むことが多く、こめかみから目のあたりが発作的にズキズキと脈を打つように痛くなり、一度痛みがでると数時間から2~3日続く人もいます。
痛みが起こると、光をまぶしく感じたり、においや音に敏感になり、吐き気を伴うこともあります。
女性ホルモンと関係があるため女性に多く、20代~40代女性に起こりやすいと言われています。
緊張型頭痛は頭痛の中で最も多く、頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなることで、乳酸などの疲労物質がたまって神経を刺激することで痛みを引き起こすと言われています。
緊張型頭痛は、にぶい痛みが特徴で数時間~数日、頭痛が反復性に起こるケースと持続的に毎日続くケースとがあります。
長時間座っていたり、精神的なストレスや運動不足、冷えなどが原因になることが多いです。
頭がスッキリしない、頭が重たいという経験は誰もが一度は感じたことがあると思います。
一時的なものでしたら、それほど心配する必要はありませんが、その状態が続く場合には、自律神経失調症やうつ病などの可能性もあります。
ストレスや生活習慣の乱れなどが原因で、自律神経のバランスが崩れると、頭重感や頭痛、肩こり・めまい・手足のしびれや痛み、手足の冷え・顔のほてり・動悸・不眠などの症状がでる人もいます。
自律神経失調症には次のような症状があります。
・頭が重く、締め付けられるような感じがする
・後頭部から首筋にかけて、重苦しい感じがある。
・首や肩こりが酷くなると頭が重くなる。
・頭がぼーとして、ふらふら・ふわふわする。
・目の疲れ・目のかすみ・ドライアイで仕事に集中できない。
駐車場:あり